自分のカケラを拾い集める

コラム

 

自分のカケラを広い集める。
ひとつひとつ丁寧に。

心が張り裂かれたとき、あなたはどうしますか?

失望。
喪失。
孤独。

立ち尽くし、嘆き、誰かを責めますか?
それを苦難だと捉えますか?
自分は不幸だと、明るい人生を受ける価値がないと考えますか?

人を信じることが難しかった。
怒りが僕の燃料だった。
尖っていて、
とげとげしくて、
無音の叫び。

でも、もしかしたら、
僕はなかが壊れていたのかもしれない。
もしかしたら、
それが自分を守るためのバリアだったのかもしれない。




複雑な家族関係──
愛って何だろう?

愛は取引なもの?
与えたら、
見返りを期待するもの?

愛にはいろんな形があるということ。
形を変えられる、
ねんどのように柔らかく、
自分の望むままに練り上げられるものなんだ。

自分のカケラを広い集める。
ひとつひとつ丁寧に。
取り扱いに注意しながら。

継いでいく中で、
新たな「景色」が見えてくるはず。
予想外で、
荒いけど、
美しいものが。

だから、大丈夫。
きっと、力を見つけられる。


稲木ジョージ
ミラモア創設者&金継ぎ哲学者

 

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